物流における様々な課題を中立的な立場で、検証、解決に導く物流専門コンサルティング会社|株式会社オムニ

サイトマップ 個人情報保護
株式会社オムニ
お問い合わせ

コンサルティング事例紹介

自動化センターのフィージビリティスタディCase Details


首都圏内に分散している物流センターの統合を計画している飲料メーカー。
現状のセンターでは保管用の立体自動倉庫を除いて人手を中心に運用しているが、保管スペースや入出庫能力のキャパシティも限界が近づいている。少子高齢化による人手不足とともに賃金上昇によるトータルコストUPも深刻化しているなかで「自動化・省人化」は避けられない課題である。
これからの数年先を見据えて、最新鋭のマテハン設備を導入した大規模自動化センターのフィージビリティスタディ(実行可能性調査)をご支援。


事例詳細

主な支援項目

(1)統合センターの計画物量をカテゴリー・チャネルなどの切り口から徹底分析。

(2)実際に自動化マテハン設備を導入しているセンターのベンチマーキングツアーを計画。

(3)比較検証ができるように現状拡大案+複数案でコストシミュレーションを実施。


バリデーション〔検証〕

(1)統合センターの計画物量分析

  • 分析年度で1日あたり約17万ケースの出荷物量が、5年後の統合センターの稼働予定年度、さらに5年後の計画年度でどのように推移するかをカテゴリー・チャネル・出荷荷姿など複数の切り口から分析。
  • カテゴリー別に出荷特性が異なるため、企画部門とも連携をしてカテゴリー毎の今後の伸長予想を反映した計画物量を設定。ピース出荷比率が高いチャネルで成長が見込まれていたため、小分け出荷エリアにもマテハン設備を拡充してレイアウトした。


(2)自動化設備のベンチマーキングツアー

  • ピッキングロボットや積付マシンなどの自動化マテハン設備を積極的に導入している物流センターを選定して、統合センターイメージの具現化・共有化を行った。
  • 実際に稼働している状況を確認することで、自動化設備のメリット・デメリットを含めた生の声を聴くことができた。同業種だけでない自動化比率の高いセンターのベンチマーキングを通じて、固定観念にとらわれない発想や議論の活性化を図った。


(3)複数案でのコストシミュレーション

  • 各案で必要な面積・マテハン設備を盛り込みレイアウト設計することで、具体的なオペレーションフローなどを見える化した。
  • センター統合のバリエーション毎に「保管費」「人件費」「輸送費」「配送費」「減価償却費」「諸経費」を算出したコストシミュレーションでは、賃金の上昇やメンテナンス費用・水道光熱費なども試算に加味して、現状のまま進めた場合(現状拡大案)と各プランとを「稼働から10年間のライフサイクルコスト」で比較した。

ソリューション〔解決〕

 比較検証の結果、自動化設備を導入した統合センター計画の投資採算は十分に評価できると判断して、設備導入を実現するためには「荷姿の標準化」及び「物量の平準化」が次フェイズの優先課題であることを御報告した。
 また、徹底した現場調査のなかで輸配送ネットワーク構造にも改善の余地があったため、建設予定地の確保エリアを含めてサプライチェーン視点での最適化を提言した。


お問い合せフォームはこちら